Fashion
英サステナビリティの専門家、サス・ブラウンがファッションの未来のために提唱する10のこと

英サステナビリティの専門家、サス・ブラウンがファッションの未来のために提唱する10のこと

1. 環境負荷が低い代替素材が登場! ファッション産業で使用される生地の65%は合成繊維でポリエステルが占める率が最も高い。石油からの合成原料のみで作られるポリエステルは石油による環境負荷と切り離せない上、自然素材に比べて圧倒的な温室効果ガスを排出し、綿との比較では製造過程において約3倍の二酸化炭素を排出する。 綿はその他の生地の35%、生地全体でいえば21%を占める素材。生産は中国、インド、オーストラリア、ブラジル、北米とパキスタンに集中している。綿花栽培は児童就労の問題を抱え、ウィグル人の抑留問題と関連して中国産の綿花を使用する大手ブランドはこの問題に加担しているとされる。 化学処理から機械処理への移行やオーガニック認定を与えること、またパイナップルレザーやリサイクルされた素材の利用などで、環境への影響を削減できる多数の代替製品も生まれている。 Read Full Article